【犬の健康】散歩のマナーおよび法律に抵触する恐れのあるマナー違反について
犬の散歩マナーと法律違反になりうる行為
犬の散歩は、愛犬の健康やストレス解消に欠かせない大切な時間です。
しかし、マナーを守らないと周囲に迷惑をかけたり、場合によっては法律違反となることもあります。
散歩時に守るべきマナーと、法律に抵触する恐れのある行為について、解説します。
基本の散歩マナー
- 必ずリードをつけましょう(ノーリードはNG)
- 排泄物は必ず持ち帰りましょう
- マーキングや尿の処理も忘れずに行いましょう
- 他の犬や人に無理に近づけないようにしましょう
- しつけをして、飼い主のそばを歩かせましょう
- 散歩の時間帯や場所にも配慮しましょう
リードをつけない「ノーリード散歩」は条例違反です!
公共の場所では、必ずリードをつけて散歩しましょう。ノーリードが許されるのはドッグランなど限られた場所だけです。
公共の場所では、必ずリードをつけて散歩しましょう。ノーリードが許されるのはドッグランなど限られた場所だけです。
法律に抵触する恐れのあるマナー違反
ノーリードでの散歩
公道や公園などでリードをつけずに犬を散歩させることは、多くの自治体の条例や動物愛護管理法の趣旨に反する場合があります。
他人に危害や迷惑をかける恐れがあるため、必ずリードを装着しましょう。
※リード着用義務は各自治体の動物の管理に関する条例で定められています。お住まいの地域のルールもご確認ください。
自転車での犬の散歩
自転車に乗りながら犬のリードを持つ行為は、道路交通法(第70条:安全運転義務違反)となります。
違反した場合、罰則(3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金)が科されることもあります。犬や周囲の人の安全のためにも、絶対にやめましょう。
自転車での散歩は危険&違法!
片手運転や犬に引っ張られての転倒事故も多発しています。愛犬の安全を守るためにも、徒歩でコントロールできる範囲で散歩しましょう。
片手運転や犬に引っ張られての転倒事故も多発しています。愛犬の安全を守るためにも、徒歩でコントロールできる範囲で散歩しましょう。
排泄物の放置
散歩中に犬が排泄した場合、必ず飼い主が持ち帰ることがマナーです。放置は条例違反となる場合があり、近隣トラブルや社会問題にもなっています。
- ビニール袋やトイレシートを持参し、フンは必ず持ち帰りましょう
- 尿はペットボトルの水で流す、またはペットシーツで吸い取りましょう
- できるだけ自宅で排泄を済ませてから散歩に出かけるようにしましょう
排泄物の放置は絶対にやめましょう!
犬を飼っていない人にも不快な思いをさせてしまいます。地域のルールを守り、清潔な環境づくりに協力しましょう。
犬を飼っていない人にも不快な思いをさせてしまいます。地域のルールを守り、清潔な環境づくりに協力しましょう。
その他、気をつけたいマナー違反
- 伸縮リードを長く伸ばしたまま歩く(犬をコントロールできないため危険)
- 多頭引きで犬をコントロールできない状態で散歩する
- 他の犬や人に無断で近づける
- 夜間や見通しの悪い場所で、光る首輪や反射材を使わない
「うちの子は大丈夫」と思っても油断は禁物!
どんなにしつけができている犬でも、予期せぬ行動をすることがあります。飼い主がしっかりコントロールし、周囲への配慮を忘れずに散歩しましょう。
どんなにしつけができている犬でも、予期せぬ行動をすることがあります。飼い主がしっかりコントロールし、周囲への配慮を忘れずに散歩しましょう。
まとめ
犬の散歩は、飼い主と愛犬の大切なコミュニケーションの時間です。
マナーと法律を守ることは、愛犬を守ることにもつながります。
飼い主としての責任を持ち、みんなが気持ちよく過ごせるよう心がけましょう。